2024年9月30日時点
困っている子どもがいるのなら、誰の子どもであっても助け、育てることが、人間が人間であることを意味します。「我らの子ども」として、社会で育てていけるようにするための基盤として「OUR KIDS 基金」を立ち上げました。
子どもには、応答してくれる身近な大人の存在が大切になります。プロジェクトの中核となる児童養護施設は、小規模な生活単位を実現し、あたらしい「家族」、子ども自身が「我が家」と呼べるような関係と空間をつくります。
また、ソトの大人が気にかけてくれて、かかわりを持ってくれることが、子どもの可能性を引き出します。地域の方々や企業の皆様に継続してかかわっていただけると、子どもの成長が豊かになります。そして、お金による寄附には意味と効果があります。お金によって子どもの学業や社会的なパフォーマンスを向上させることができます。現行の子ども福祉では実現できない当たり前の暮らしと、より良い未来の選択肢のためにご支援をお願いいたします。
1978年千葉県生まれ。東京農業大学農学部卒業。日本社会事業大学研究科修了。千葉大学大学院修了。2001年社会福祉法人福祉楽団設立、現在、理事長。2012年株式会社恋する豚研究所設立、現在、代表取締役。
いてもたってもいられませんでした。私は21年間、県の職員として子ども福祉の分野で働いてきました。児童相談所に併設の一時保護所は、家に帰ることが難しい、虐待を受けた子どもで溢れています。部屋では定員の倍の子どもが寝ていました。子どもの受け皿となる生活の場が不足しているのです。
私は児童相談所を辞めました。そして、このプロジェクトを立ち上げ、児童養護施設を創設することを決意しました。
一時保護所のガラスを毎日割っていた暴れん坊のあの子。暴力にみちた家族のもとに帰る不安を抱えていました。児童養護施設に入所して、安全な居場所が見つかると落ち着きを取り戻し、ガラスを割ることもなくなりました。当たり前の生活の積み重ねこそが回復となります。味噌汁の煮立つ音とにおいが漂う夕暮れ、一人で泣ける個室、気持ちのいいベッド、そういう当たり前を取り戻す支援をしていきます。
たくさんの人、社会、企業とのつながりが、困難を抱える子どもたちの生きる希望につながります。ご支援をお願いいたします。
1976年群馬県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。2000年千葉県入庁、児童分野の専門職として従事。2021年社会福祉法人福祉楽団入職、包括的な相談支援を行う。現在、実籾パークサイドハウス開設準備室長。
親から虐待されている子どもや、親の死亡や行方不明などで養護する大人がいない子どもが入所し、生活する施設です。2023年3月現在、全国に610施設あり、約2万3千人が暮らしています。継続的な相談支援も行います。
子どもの生命、身体に危害が及ぶ恐れがある場合に、子どもを一時的に保護する施設です。生活の場所を提供するほか、学習の支援なども行います。生活のあり方を検討し、親子関係の支援も行います。
親が病気になったり、出産や仕事で育児ができないときに、子どもが短期間お泊りできる施設です。親が育児に疲れたときに、親の休息のためにも利用できます。育児の相談を受けたりすることで虐待の防止にもつながります。
子ども福祉は深刻な課題を抱えているにもかかわらず、国の予算は十分ではありません。介護保険の給付費は年間約11兆円、障害福祉サービスの関係予算は年間約1.8兆円です。これに対して、子どもの社会的養護の国の予算は約1,700億円にとどまります。子どもの生命と生活のために早急なアクションが必要です。
2002年からの20年間で子ども虐待の通報件数は9.2倍に増えています。児童相談所が対応した子ども虐待は年間219,170件(2022年度)で、およそ2分間に1件の虐待が発生しています。
出典:「令和4年度 児童相談所での児童虐待相談対応件数」(厚生労働省)
要介護の高齢者が入居する特別養護老人ホームは、介護ニーズの高まりとともに施設定員数は増えていますが、社会的養護の受け皿となる児童養護施設や里親などは、養育の必要性があるにもかかわらず減少傾向にあります。
出典:「社会的養育の推進に向けて」(令和5年子ども家庭庁)、「介護サービス施設・事業所調査の概況」(厚生労働省)
虐待が起きる環境や背景が複雑化し、家庭環境の調査に時間がかかる傾向があります。また、親や保護者のもとに戻ることができない子どもの生活を支える児童養護施設や里親が不足しているため、一時保護所に子どもが滞留しています。
出典:「令和5年度 全国児童福祉主管課長・児童相談所長会議資料」(厚生労働省)
一時保護所で子どもが自由に寝転がったりするなどリラックスできる空間があるかを聞いた調査では、約半数が「ない」となっています。「ある」と回答しているところでも、体育館のような場所も含まれており、家のリビングのような場所がない一時保護所が多い現状です。
出典:「一時保護所の実態と在り方及び一時保護等の手続の在り方に関する調査研究報告書」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
支援を受けられずに見過ごされてきた子ども虐待被害者の自殺願望率や自殺未遂率が異常なまでに高くなっています。子どものSOSを早期に汲み取れる社会づくりはもとより、ケア体制の整備や受け皿の確保、孤立孤独の解消や寄り添い型の支援が急務です。
出典:「社会的養護未経験児童虐待被害者の実態調査アンケート」(一般社団法人Onara)
スマホは子どもの生活においても欠かせないインフラです。遊びや勉強やコミュニケーションにスマホが不可欠となっている現在、児童養護施設で暮らす子どもの3割以上が、経済面や通信環境がないなどの理由で、いまだにスマホを持つことができない状況です。
出典:「令和2年度青少年のインターネット利用環境実態調査」(内閣府)及び「児童養護施設に入所している高校生のスマートフォン等の所持に関する調査」(スマホ里親ドットネット)
私たちは、千葉県習志野市に、児童養護施設や一時保護所など、子どもを包括的に支援する拠点「実籾パークサイドハウス」を整備します。子どもの暮らす家は、小規模で家庭的なものとし、隣接する公園の利用者や近くの高校、大学の学生が自由に行き交い、交流が生まれる工夫をします。子どもが地域社会の中で育ち、大人になっても、いつでも帰って来られる場所をつくります。「我らの子ども」として成長の過程を支援し、伴走しつづけることが私たちの使命です。
その他、子どもに関する相談窓口、里親の支援などを行います。
〒275-0003
千葉県習志野市実籾本郷630番地ほか
千葉県立実籾高等学校 正門前
習志野市「屋敷近隣公園」隣
京成電鉄本線「実籾」駅から徒歩13分
福祉施設はどうしても、管理や安全性への配慮から閉じた施設になってしまいがちです。しかしそれでは、そこで暮らす人びとも地域から切り離されてしまいます。「実籾パークサイドハウス」では、さまざまな事情を抱えた子どもたちが「施設で」ではなく、「普通の家で」暮らすことができるような場所を目指しました。そのために、戸建住宅のような佇まいや自然と通り抜けられる外構、多世代の人が一緒に過ごせる設えなど、随所に工夫を凝らしています。この場所が地域と子どもたちを結ぶ家となって、子どもたちの成長を支えていくことを期待しています。
2013年設立。ツバメアーキテクツは、ただ建築のデザインをするだけではなく、「今、ここに、どんな空間をつくるべきなのか」その前提となる枠組みから共に考え、活動を行う建築設計事務所です。
社会や大人の都合によって奪われてしまった、子どもの当たり前の権利や生活を保障し、持てる力を最大限に発揮できるように環境を整え、サポートしていかなければなりません。しかし、これらの取り組みを実践するには、現行の福祉制度や補助金だけでは足りません。
すべての子どもに
新しい下着を
青春にスマホは必須!
みんなが持てるように
持てる力を発揮
できる機会保障を
アルバイトをしなくても
部活や学習に集中できる環境
退所後のケアをする
ソーシャルワーカー
大人になっても
「実家」のような居場所を
海外留学だって
選択肢にできるように
「OUR KIDS 基金」の取り組みは、国連総会で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の重要な目標(SDGs)を実現するためのアクションです。特に子どもに大きく関連する4つの目標を実現します。
子どもの権利の尊重及び確保の観点から必要となる事項を規定した条約で、1989年の国連総会で採択され、日本は1994年に批准しています。2023年4月に施行された「こども基本法」の基本理念になっています。
「実籾パークサイドハウス」が取り組む子どもへの支援は、現行の社会保障制度や子ども福祉制度では実現不可能です。子どもの当たり前の権利や生活を守るために、社会のより良い未来のために、「OUR KIDS 基金」を創設しました。皆様からのご寄附をお願いいたします。
※上記の事業費には、併せて整備する高齢者施設、および職員住宅の費用は含まれていません。子どもの施設整備のみに必要な費用です。
※施設整備費には、設計管理費、敷地外開発工事、設備備品の費用を含みます。
個人や法人、団体を問わず、「建設サポート寄附」と「ライフサポート寄附」のどちらにもご寄附いただけます。
法人で100万円以上の寄附をご検討の場合は、全額損金算入ができる寄附制度があります。共同募金会の「受配者指定寄附金制度」(※) に申し込み、審査・承認がされた場合のみ、全額損金算入が可能になります。
ご利用には事前の審査があります。寄附申込書にご記入のうえ、福祉楽団コーポレート統括部へメールか郵便でお送りください。
寄附申込書をダウンロード※受配者指定寄附金制度| https://akaihane-chiba.jp/smarts/index/39/
所得税の寄附金控除または税額控除が受けられます。税額控除を選択される場合は、当法人からの寄附金の領収書と『税額控除に係る証明書』が確定申告の際に必要となります。
「OUR KIDS 基金」専用のWebサイトから、クレジットカードですぐに手続きできます。
下記の口座でお受けしています。領収書をご希望される場合は、福祉楽団コーポレート統括部までメールでご連絡ください。
京葉銀行 幕張支店
普通 5547823
社会福祉法人福祉楽団
フク)フクシガクダン
「OUR KIDS 基金」専用の払込取扱票をお使いください。下記の口座でもお受けしています。
郵便振替
口座番号 00180-8-762018
加入者名 社会福祉法人 福祉楽団
土地や物品によるご支援をいただける場合は、福祉楽団コーポレート統括部までお気軽にご相談ください。
〈電 話〉043-307-2828
〈メール〉our-kids@gakudan.org
〈郵 送〉〒261-7112 千葉県千葉市美浜区
中瀬二丁目6番地1
WBGマリブイースト12階
〈担 当〉福祉楽団 コーポレート統括部
〈担当〉福祉楽団 コーポレート統括部
向後(こうご)
篠塚(しのつか)
『児童養護施設を自立した後の暮らしで、頼れる人がいない』というテーマはよく注目されます。街中には「困ったことがあったらここに電話してね。」とポスターを見かけますが、本当に困っているときこそ新しいところに相談するのはかなりの労力を使います。いざ相談しようとしても、たらい回しにされる…なんてケースも。この状況を解決するヒントが「地域」ではないかと私は考えております。自立する前から地域と繋がり、信頼できる人との関係性があれば、いざという時に頼ることができる。そんな環境を実現するのが「実籾パークサイドハウス」。自立した後も帰って来ることができる。地域と繋がり、子どもたちの安心できる場として活躍することをとても楽しみにしております。
高校3年間を児童養護施設で生活。そこでさまざまな事情を抱えた同世代と出会い、社会が抱える問題に関心を持ち始める。2018年、児童養護施設から自立する若者をサポートする任意団体「ゆでたまご」を立ち上げ、訪問介護や行政書士事務所におけるアシスタントなどを兼務しながら、活動を続けている。将来の夢は“近所のおばちゃん”。
藤堂さんの強い想いに、地域の仲間として応援したいと夫婦共々心から思いました。「訳あって家に帰れない子どもたちが、『おかえり』とどんな時でも言ってもらえる皆の家!塀の無い敷地、誰でも出入りでき、皆で子どもたちを支援する環境」。「実籾パークサイドハウス」は心に傷を負った子どもたちを、笑顔と優しさで癒やしてくれる安心安全な場所になると確信しています。コロナ直前にオープンしたE+PLACE ENGLISH&CAFÉは、様々な困難を仲間たちのお陰で乗り越え、今は沢山のコラボをし、誰もが自分らしさを発揮できる安心安全な場所になっています。人に必要なのは安心できる居場所だと思います。子どもたちが「実籾パークサイドハウス」という安全な場所で、安心して自分らしく生きられるよう、地域で応援していきます。
困難な状況にある子どもたちが児童福祉につながると、ああよかった、これで安心と思う人は多いのではないでしょうか。でも、その子どもたちが本当に幸せになれるかどうかは、その児童福祉の質にかかっています。「OUR KIDS 基金」が目指す「子どもの当たり前の暮らし」。一見当たり前に聞こえて、なんと深い言葉でしょうか。そのあたり前の暮らしを「私たちが実現したいこと」としていくつもの数値目標を掲げてその具体の姿を示す、なんと強固な覚悟でしょうか。私たちも「ソトの大人」としてみんなで協力して、子どもたちの当たり前の暮らしを実現させましょう。この試みの実現は、この国のすべての子どもたちの幸せにつながっていくと思います。
私はこれまでに困難な状況にある子どもたちと関わってきました。彼ら彼女らの困難の形は様々ですが、そうした多様な実態はあまり社会には知られておらず、一部の専門家や専門機関の中に留まりがちであったようにも思います。彼ら彼女らがより生きやすい社会にしていくためにも地域社会の皆さんにその実情を知ってもらい、みんなで取り組んでいく必要があるでしょう。「実籾パークサイドハウス」が目指す実践はそうした専門家や専門機関と地域社会との境界を乗り越えていけるのではないかと期待しています。私も同じ子どもの支援に従事する立場としてその実践を後押ししていきたいです。
社会福祉士・弁護士。児童相談所や社会的養護のアフターケア事業所等で子ども・若者支援に従事し、様々な要因から支援枠組からこぼれやすい子ども・若者達と日々試行錯誤しながら関わっている。千葉県の子ども、若者と支援者の大人がその垣根を超えて共同創造していくことを理念としたコミュニティ「ちば子ども若者ネットワーク」を立ち上げ、アドボカシーの推進等の活動に従事している。
子どもたちが地域社会の中で育ち、大人になっても、いつでも帰って来られる場所を目指して、児童養護施設や一時保護所など、包括的に支援する拠点をつくる─。なんて素敵なプロジェクトだろうって、思います。施設の全体像の未来予想図にも、ワクワクが止まりません。未来を担う子どもたちが、愛に包まれた温かい家庭的な「我が家」で育つことができるよう、福祉楽団さんの「OUR KIDS基金」の活動を心から応援しています!
地域の人が地域の子どもを育て守り支えるのだと、よく語られることがありますが、自分は地域の子どもが地域を育て守り支えているのだと思っています。誰かから受け取った、たった1つの言葉が終生忘れられず、その人の人生の灯りとなって支え続けることがあります。それは大人が子どもにかけた言葉に限らず、子どもが大人にかけてくれた言葉でもあり得ることです。習志野の地に「実籾パークサイドハウス」ができると聞き、子どもの支援活動に携わる習志野子ども食堂ネットワークとしては、これ以上とない力強い援軍を得ることができました。あたたかな人に優しい町 習志野の実現に向け、ともに活動していけることを心から嬉しく思っています。
最初に「実籾パークサイドハウス」のお話しを聞いた時に、まるで夢のような場所だなと思いました。地域に開かれていて、近隣にいる人たちが自由に入って交流ができる。大人になって巣立った後も、いつでも帰ってこられる場所がある。進学を希望する子は大学に進学でき、海外留学だって選択できるように応援する。「こんな施設があったらいいな」と思っていたことを、全部実現しようと動いておられることに感動しました。子どもの当たり前の権利や生活を保障するための本気な取り組み、応援しております!
大学在学中に子どもが売られる問題を知り、実際に問題が起きていた東南アジアの現場での深刻な現状を見て、最初は一人で出来ることから取り組みを開始。20歳の時に共同創業者の本木・青木と出会い、かものはしプロジェクトを創業。以来、この問題の解決のために活動を続けている。2004年からカンボジア、2012年からインドと活動を広げ、2019年からは日本国内でも活動を開始。
子どもは、大人へと成長発達する無限の可能性を持った存在であり、子どもたちの世界は、私たちの世界の未来そのものです。そして、その子どもたちの世界は、私たちの世界と別世界ではなく、必ず連続しているはずです。これまで、社会的養護の子どもたちの世界は、私たちの世界とはどこか別なものと捉えられがちでした。いま、複数のカテゴリーに属する施設が一体として運営され、そして、これらの施設が社会に開かれたものとして存在する「実籾パークサイドハウス」の実現によって、社会的養護の子どもたちの世界と私たちの世界とが、地続きになろうとしています。これは、子どもの成長発達権を保障する、子どもの権利条約の理念を実現しようとする、壮大な実践です。私は、「OUR KIDS基金」を応援いたします。
児童養護施設は全国に610か所。人口密度の集中した千葉県では虐待などから逃れた後、安心できる環境を得ることに時間を要する子ども達が、今この瞬間にもいます。「実籾パークサイドハウス」が新設され、新たに子どもの安心・安全と多様な育ちを保証する場所が増えることを嬉しく思います。また、敷地内には地域の子ども・お年寄りが集う場所があり、ゆくゆくは施設を巣立った若者が泊まれる場所があることで、より『地域で暮らす』事への期待を感じます。応援しております!
9歳〜18歳まで児童養護施設にて過ごす。一般社団法人masterpiece 若者サポーター
福祉楽団の仕事ぶりは、テレビや雑誌で取材させてもらいました。ユニークであったかい。その福祉楽団が、困っている子どもたちのために「実籾パークサイドハウス」を作るという構想、すばらしいです。子どもたちが、安心して産まれ育っていく。その子どもたちを、大人たちが明るく支え育てていく。そんな社会の実現を目指して、ぼくは「子ども・子育て市民委員会」を作り、政府にも働きかけてきました。「OUR KIDS基金」は、ひとつのモデルになると信じています。応援しています。
東京医科歯科大学医学部卒業後、諏訪中央病院へ赴任。30代で院長となり赤字病院を再生。地域包括ケアの先駆けを作った。チェルノブイリ、イラク、ウクライナへの国際医療支援、全国被災地支援にも力を注ぐ。現在、諏訪中央病院名誉院長、日本チェルノブイリ連帯基金顧問、JIM-NET顧問、地域包括ケア研究所所長、風に立つライオン基金評議員(他)。武見記念賞受賞。
心に愛を、思いやりを。帰る場所がある、仲間がいる、支えてくれる人たちがいる。私は、人は環境の生き物だと考えています。人との関わりが、人の人格を形成していくと思うからです。未来の力、希望である子ども達にとって、「実籾パークサイドハウス」が、まさに心身の拠り所となることを願うとともに、心より応援しております。私は、体操競技あん馬世界一、東京五輪日本代表になることができましたが、それは心に愛を持った、温かいご声援をいただいたおかげです。応援し、応援される温かい場所は、きっと子ども達の可能性を拓く土台になると信じています。
1988年12月28日生まれ。宮城県仙台市出身、3歳から体操を始め、東京オリンピックを含む計4度の日本代表を経験し、世界大会で金メダル一つ、銀メダル一つを獲得している。現在は、タートルパートナーズ代表を務め、講演会、日本体操協会公認アドバイザーコーチ、メンタルコーチなど様々な活動を通し、世界に羽ばたく人材を育成するべく、Gymwith仙台体操スクール、仙台マルチスポーツクラブ、未来応援プロジェクトを参画・運営している。
その地域社会で生活する子ども、障害者、高齢者などのすべての住民が、自他の権利や存在そのもの(being)、そのままのありよう、すなわち存在の多様性を尊重し、個々の自立や自己実現などを目指して他者と育ちあいながら関係性を深めつつ、すべての資源を豊富にしつつ有効に用いて、それぞれが役割を担い、自然とともにわいわいと楽しみながら暮らしを「良くする」ためのひとつひとつのいとなみの積み重ねを通して、より豊かで健幸(well-being)な生活をともに創っていくという共生共育のできる社会の実現を目指す、貴法人の取り組みを応援しております。
専門は、子ども家庭福祉 非行臨床。日本子ども虐待防止学会常務理事、日本福祉心理学会常任理事、全国子どもアドボカシー協議会理事長、全国家庭養護推進ネットワーク共同代表、全国子ども家庭養育支援研究会会長、こども家庭庁児童虐待防止対策部会委員、こども家庭庁児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会委員長などの役職を務めている。
国は、「こどもまんなか社会」を目指していますが、その「ど真ん中」にしなくてはならない子どもたちこそ、さまざまな困難を抱えざるを得ない子どもたちです。「OUR KIDS 基金」は、「我らの子ども」として、社会全体で子どもを育んでいくプロジェクトであり、その理念にとても共感しています。児童養護施設や一時保護所などを中核とした「実籾パークサイドハウス」は、多世代の方々を含み地域を巻き込んだ交流の新しい拠点となり、先駆的なモデルとして全国各地にも大きな影響を与ることを確信しています。私も全力でこのプロジェクトを応援しています!ぜひみなさんの温かいご支援をお待ちしています!
学業やバイト、サークルに勤しむ、どこにでもいる普通の一人暮らし大学生。社会的養護出身である私は、そんな「どこにでもいる」人並みの生活を送るために、いくつもの壁を乗り越えなくてはなりませんでした。中高生ともなればみんなが当たり前に持っているスマホも、各施設の方針や自分の貯金との兼ね合いに左右され、勉強や部活に集中したくてもバイトは必須、門限などもあり友人ともめいっぱい遊べません。それに加え進学を希望していれば、成績を維持しながら学費をどうまかなうのか計画を立て奨学金の選考に臨む必要があります。また、自分の生い立ちや家族関係、何年も続くトラウマに苦しめられながら自立に向かっていかなければならず、これらはとても大きなプレッシャーです。「実籾パークサイドハウス」は、そんな状況の中生きていかなければならない子どもたちに希望を与える先駆的な事業と言えます。生活の基盤となる一時保護所と児童養護施設をはじめ、ショートステイ、放課後等デイサービス、高齢者向けグループホームなど、多岐にわたる事業を展開され、清潔で広やかな敷地のなかでさまざまな人に囲まれ安心して過ごすことは、これまで過ごしてきた短くとも過酷な人生の中で蓄積した傷や疲労を徐々に癒すことができる居場所となるでしょう。また、一般家庭で過ごす子どもたちと同じように、スマホを所持できたり、部活動に取り組めたりすることは、入所している子どもたちが穏やかな人間関係を構築する手助けとなるはずです。数年前まで社会的養護で過ごした、一人の大学生として「実籾パークサイドハウス」の開設を心から応援させていただき、この事業をロールモデルとして社会的養護におかれた子どもたちが過ごしやすい環境が実現されていくことを願っています。
6箇所の一時保護施設を経験したのち、社会的養護から進学した大学1年生。学業と並行して当事者活動を行い、また学習支援や子ども食堂、居場所事業にて学生スタッフとして携わっている。
十数年前、虐待ニュースに心が痛み、何かできることはないかと強く感じたことがきっかけで里親となり、現在小学生男児を養育しています。社会的養護の子どもたちは乳幼児期から、学童期、青年期、社会的な自立期を経てもなお、それぞれのライフステージにおいて切れ目のない有形無形の様々なサポートが大切ですが、まだまだ十分に行き届いていないのが現状です。熱意と行動の人である藤堂さんから「実籾パークサイドハウス」のお話を伺い、共感と尊敬と希望と色々な思いが沸き上がりました。「安心して頼れる場所や人がいるよ!」この場所を必要とするすべての子どもたちに届きますように。思いをこめて。
本当は一緒に生きているのに、住む場所やイル空間が分断されて、「わたし」と「あなた」として出会うことが難しくなっている社会。「塀」をとっぱらって、いろんな人たちが行き交い、なだらかに出会って繋がり、移ろいながら、帰って来られる場ができようとしていると聞いて、とっても嬉しい気持ちになりました。一時保護やショートステイなど、地域の中での高いニーズをよく知った上で、受け皿を増やそうとするチャレンジとしても心から応援をしています。「実籾パークサイドハウス」から、子どもたちを一緒に育てようという雰囲気のある地域が広がっていく未来を、私も一緒に想像して、寄附というかたちでその実現を後押ししたいです。
「こうでなければならない」「こうあるべき」効果的ではない関わりによって、子どもたちはとても傷付きます。子どもたちが「こうなりたい」と夢を持てること。その夢に向かって自由に選択ができる幸せを用意してあげましょう。様々な理由で帰る「家」がない子どもたちに、当たり前の暮らしを用意する「実籾パークサイドハウス」を応援しております。第4回ワールドベースボールクラシック(WBC)で世界一を奪還した侍ジャパンは、一流の選手達が全力でプレーすることで「感動を与える」という目的を達成してくれました。一人ひとりができることに当事者意識を持つことで、社会と暮らしは良くなるでしょう。
1961年香川県生まれ。2023年ワールド・ベースボール・クラシック「侍ジャパン」のヘッドコーチを務めチームを世界一に導いた。
私は高齢者介護の仕事に従事してきましたが、高齢者施設は長く閉じた環境に置かれてきました。それは児童養護施設も同様だと思います。「子どもを地域で育てる」少子高齢社会の今だからこそ、「私たちの子ども」として社会で育てていく、そんな環境がますます求められています。人との距離は「知らないこと」から生まれます。子ども達に手を差し伸べたくても、どう関わっていいか分からない、ということもあります。さりげなく身近にいて、関わりたいときに関われる、そんな環境がつくれることが必要だと思いますし、ここでどんな個と個の物語が生まれるのか?今からとても楽しみにしています。「OUR KIDS 基金」の取り組みを応援しています。
介護福祉士・社会福祉士・介護支援専門員。大学卒業後、介護の道へ。介護業界での対話の場の必要性を感じ、ケアマネジャーとして勤務しながら「未来をつくるkaigoカフェ」をスタート。著書に「介護を変える 未来をつくる ~カフェを通じて見つめるこれからの私たちの姿~」(日本医療企画刊)「Re:CARE~ポストコロナ時代の新たなケアのカタチ(共著)」(日本医療企画刊)
福祉楽団 理事長の飯田大輔さんが私の研究室に面会にこられたのは、彼が大学院生の時。廣井先生のゼミで私の本に出会い、わざわざ会いに来られた。その時は、実際に福祉の仕事をやりながら学び続けているという話をうかがった。その後、折に触れ、ニュースレターやハムなどが届き、進捗状況を教えていただいている。今、日本に必要なことをきっちり考え、食の安全保障、介護、子育て支援、障害者の福祉、等々の(労多くして利益の薄い)事業に着々と手を広げて行く様子が分かり、すごいなあと感心させられるばかり。福祉楽団や恋する豚というネーミングが示すように、そんなすごいことを、肩を怒らせずに進めているところが私好みで、これも応援したくなる理由である。
主な著書に『ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学』中公新書
This wonderful project is a pioneering effort to improve the lives of children who need better support and a better start in life. 'Our Kids' means OUR Kids - and our kids need OUR support now. This is a national model for child support that gives everyone an opportunity to participate while giving our children a renewed sense of community hope and love. The Our Kids project creates a practical way to make children feel valued and strong once again - for a fresh start, a new life, a better life.
施設の子どもたちに、『家庭』を経験してから社会に出るというお手伝いが出来たら…が、私が里親になりたいと思った理由でした。20年前の私が入手できた偏った情報からの思いです。身近に施設がなかったので真実を知る由もなかったのでしたが。「実籾パークサイドハウス」は、里親も施設も一緒になって子どもたちのために何か出来るんじゃないか?と期待させてくれる所だと思っています。こんなステキな施設が市内にできるということにワクワクしています。里親も施設の職員も向いている方向は同じだと思っています。一緒に子どもたちのために頑張りましょう。
遺児救済の「あしなが運動」はこの半世紀で1,120億円を募り、12万人の遺児を高校・大学等へ進学させることができました。その一人が「実籾パークサイドハウス」施設長予定者の藤堂君です。彼は私が1978年に開設した遺児学生寮「心塾」の塾生でもあり、後輩遺児支援のため全国学生募金運動のリーダーとして活躍しました。自身の体験から人の心の痛みが分かり、志の高い藤堂君らの取り組みは、真に子どもたちの未来を拓く事業になるものと確信します。何卒ご支援ください。
1935年、大阪府生まれ。母親の交通事故死から被害者の救済問題を提起し、日本初の交通評論家に。1967年から始まった遺児救済運動の創始者。
人間の冒険心とは、社会的な愛情の中で育まれると私は思っています。OUR KIDS基金の活動は、社会の中でこぼれ落ちそうになる子どもたちに、できる限りの愛情を担保しようという素晴らしい活動だと感じます。子どもたちを育む土壌に、愛情という栄養を与え、将来必ず、素晴らしい実りとなるはずです。みんなでこの取り組みを応援しましょう!
1977年神奈川県生まれ。2018年、日本人初の南極点無補給単独徒歩到達に成功。第22回植村直己冒険賞受賞。
20代の半ば、僕はゲストハウスを経営していた頃がありました。様々な国からやってきた人が集う場所には、時折家出してきた、行き場のない子が滞在していることもありました。文化の違う大人たちと交流するのが新鮮で楽しかったという声を聞きました。僕自身は全く良い家主ではなかったのですが、振り返れば場所づくりをしていたんだなあと思います。開かれた場所で、認められて育つこと。子どもたちが良い人生を送るための新しい場所づくりにチャレンジする福祉楽団を心から応援します。
「微生物たちの目に見えない働きを、デザインを通して見えるようにすること」を目指して世界各地の醸造家たちと様々なプロジェクトを手掛ける。著書に『発酵文化人類学』など。
単身世帯が増えたり、ヤングケアラーが社会問題になる現代日本社会。これまでの社会の仕組みでは支えきれない人々を支えるために、どうやったら家族を〈コモン〉にすることができるか、私も考えてきました。そんななかで、飯田さんの「実籾パークサイドハウス」は本当に重要な試みだと思いますし、私も心から応援していますし、新しい実践から私も学びたいです。
1987年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。専門は経済思想、社会思想。邦訳『大洪水の前に』(角川ソフィア文庫)によって権威ある「ドイッチャー記念賞」を日本人初、歴代最年少で受賞。近刊は、発売即15万部突破の『ゼロからの『資本論』』(NHK新書)、『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』(KADOKAWA)。『人新世の「資本論」』(集英社新書)で「新書大賞2021」を受賞。
千葉県でフードバンク活動を始めて10年以上が経ち、県内200以上の支援機関と連携しのべ2万世帯への食料支援を行ってきました。また、母子支援施設や児童福祉施設、近年では子ども食堂などへの支援も行っています。様々な事情で家族の支援が受けられない子どもの成長・自立には多くの困難があります。「実籾パークサイドハウス」は、困っている子どもたちに、制度の隙間を超えて手を差し伸べられる新しい形の施設として期待しています。地元千葉の福祉のために力を合わせていきましょう。
芸術を愛する人間も「生物」の1種です。人間の乳児は、「社会」と「自然」にケアされケアしつつ、多少の困難の中でも自立する術の基礎を青年期までに身に付けようとします。心地良い居場所ともなる開かれたケア環境で育った子どもたちは、将来、その体験を「社会」と「自然」に喜んで還元するでしょう。困難を抱える多様な子どもにまずは居場所を提供して、ケアし合う自立した仲間が育つ開かれた環境を創造する「実籾パークサイドハウス」の活動が拡がることを応援します。
1943年生まれ。園芸学部長、環境健康フィールド科学センター長を経て、2005~2008年千葉大学学長。
「実籾パークサイドハウス」は、こどもたちを「我らの子ども」としてみんなで育てていくという理想を実現しようとしています。ここには、児童養護施設、一時保護所、子どものショートステイとならんで、高齢者グループホームや障がいのある子の放課後デイサービスもあって、異なる世代が共にくらし、地域の人々の活動の拠点にもなるよう設計されています。ここを退所した後も、相談できる人や、いつでも帰れる「実家」のような場所になります。子どもたちを多くの人々の愛情のなかで育てようという理想が、この場で実現するために、ぜひ、みなさまのご支援をいただきたいと思います。
私は30年近く大学で教鞭をとってきたが、その中でもっとも印象深い学生の一人が飯田大輔さんである。飯田さんは「ケア」という営みのもつ創造性(クリエイティビティ)についての修士論文を書いたが、きわめて先端的な内容で、時代のはるかな先を歩んでいた。そしてケア、農業、アートを融合させた「恋する豚研究所」に象徴されるように、飯田さんは常に福祉あるいは社会づくりの新たな道を実践的にひらいてきた。その飯田さんがこのたび「実籾パークサイドハウス」の建設を始め、また「OUR KIDS 基金」を創設された。心から応援させていただきたい。
元気があれば何でもできると思っています!将来を担っていく子どもたちの為に、健やかに成長していける環境づくりと、より多くの元気を与えられるよう「OUR KIDS 基金」を応援しています。私もサッカー界から元気を与えられるように引き続き精進して参ります。共に明るい未来を築き上げていきましょう!
人は何? 人は何にでもなれるから人なのかな? なんで何にでもなれるのかな? 人は生まれた時はひとりでは生きていけないから、誰かに育ててもらわないと、一日一日過ごしていけないから...だから、人は育っていく時の周りにいる誰かによって何にでもなれるし、何ものにもなってしまう。誰かは誰かを育てているし、誰かは誰かに育ててもらっている。人は人を育てることができるから人。人は人に育ててもらうことができるから人。
アーチスト。1958年岐阜県生まれ。ひとりひとりの差異を魅力と捉えるアートの特性を多様性ある社会の基盤にしていく活動を展開中。現在東京藝術大学長。
福祉楽団さんの「OUR KIDS 基金」を心より応援いたします。今回開設を目指す児童養護施設は、子どもたちが安心して過ごせる場所となるだけでなく、今までの子ども福祉の限界を越え、開かれた家族を築くための大切な取り組みです。どうかこの素晴らしいプロジェクトにご協力いただけますようお願い申し上げます。未来を担う子どもたちが、安らぎと愛に包まれた家庭的な環境で育つことができるよう、一緒に応援していきましょう。
1971年生まれ。愛媛県今治市出身。1997年サイボウズ株式会社創業。2005年より現職。
「OUR KIDS 基金」の活動を心から応援しています。子どもたちは私たちの未来を担う存在であり、彼らが安心して成長できる環境を提供することは、社会全体の責任です。この施設は、その責任を果たすための重要な一歩となるでしょう。デジタル時代でも、子どもたちが自分自身を表現し、自由に考え、夢を追い求めることができる物理的な居場所が必要です。それは、彼らが自分自身を理解し、自分の能力を信じ、自分の人生を自分で切り開く力を育む場所です。この施設が、そんな場所となることを願っています。
メディアアーティスト。筑波大学図書館情報メディア系准教授・デジタルネイチャー開発研究センターセンター長。京都市立芸術大学客員教授。金沢美術工芸大学客員教授。
「実籾パークサイドハウス」は、さまざまな事情で、帰る家がなく、頼る人もいない子どもたちのためのお家です。
東京に近い地域には土地がなく施設の整備が進んでいませんでしたが、そうした中で、この「ハウス」が実現したのは画期的なことです。この新しいお家で、子どもたちが、一刻でも早く、健やかに育つ環境が出来るよう期待し、応援しています。同時に、習志野市民はもちろんのこと、千葉県の多くのNGO/NPOを始め、各種の団体、企業、行政も一緒になって、支援し、応援して欲しいと願っています。
1932年カリフォルニア州生まれ。東京育ち。1989年参議院議員初当選。2001年から千葉県知事(2期8年)。
福祉業界を牽引する福祉楽団が、こんどは児童福祉の「あったらいいな」を詰め込んだ『実籾パークサイドハウス』をつくると聞き、この素晴らしいプロジェクトのスタートに心からワクワクしています。里親養育支援もされるとのこと。多様な子どもたちの多様なニーズに応えられるものになること間違いなしです!
民間企業の会社員から児童福祉の世界に飛び込み、児童自立支援施設、児童養護施設の職員を経て児童相談所の児童福祉司となる。里親会会長、児童福祉司、一般社団法人代表理事と3足の草鞋を履く。
実籾パークサイドハウスの構想をお聞きし、「当たり前を、当たり前に」、そして「開かれた施設」であると感じました。私が4年間暮らしていた施設は閉じられた感覚があったので、地域・社会とひと続きの施設を実現してもらいたいです。「子どもの可能性を閉ざすことなく、大切に」理念を掲げるだけでなく、実践できる仕組みづくりを目指してもらいたいです。前例にとらわれず挑戦していく姿勢に期待しています。
虐待を受けて児童養護施設に入所。大手HR企業でデザイナー職をしながら、大学在学時に合同会社トンボという会社を立ち上げ、児童養護施設などの採用支援をする「ALLHOME」という事業をつくっている。
虐待に苦しむ子どもの命や追いつめられた親を救いたくても、相談件数の多さや職員不足、場所の確保など、子育てにかかわる問題は山積しています。そんななかで、児童養護施設や一時保護所、児童家庭支援センターとまさに必要とされているニーズに幅広く対応しようとしている真摯な姿勢に希望を感じました。この取り組みをみんなで応援することで、子どもたちの未来をより良い方向に変えていけたら嬉しいです。
【写真中央】山本昌子(ボランティア団体「ACAプロジェクト」代表)【写真右】ブローハン聡(一般社団法人コンパスナビ)【写真左】西坂來人(映像作家・絵本作家)。児童養護施設出身の3人で、社会に向けたアクションを提案するYouTube番組『THREE FLAGS』を運営。
子どもが保護される件数は、全国で年間2万6千件以上。困難を経験した子どもの受け皿が不足しているために、一時的な保護が1年以上も続くことや、不安を抱きながら家庭に戻り、再び困難に陥ることがあります。逆境を乗り越え、自らの人生を歩んでいくためには、安心できる育ちの場が必要です。地域に開かれた「実籾パークサイドハウス」が、子どもへの信頼の眼差しに満ちた、素敵な「家」になることを信じています。
1988年千葉県生まれ。小学校卒業後、里親家庭、児童自立支援施設、児童養護施設で暮らす。大学院修了後、公立中学校教員を経て現職。
川上嘉明、向後仁志、本宮曜、原田祐馬、小河光治、片山智美、向後保雄、堀田聰子、木内智紀、髙栖久美、梅澤明子、石井秀則、御代田太一、椎名アサ子、鶉領太郎、永嶋布美、本川達雄、星川望、今井丈仁、真田雅、久米隼人、志賀久美子、鈴木麻紀、今西邦仁、斎藤幸平、本橋新一郎、光城元博、高野麻結子、石久美、松井周星、小田卓也、勝又恵里子、久古賢一、松原由美、髙木達恵、田中一平、井上由起子、大久保夏樹、田中耕太、畔蒜真知子、小山田桃香、興梠光冠、吉田奈美子、吉田拓実、奥津雷三、澤田麻里子、吉田雄、木川俊哉、宅間厚、金井一薫、高瀬比左子、金井圭、宮野悠里、松井秋美、税理士法人フロイデ 深田誠、粂文野、森啓祐、天井響子、大同知子、和泉純子、渡辺清美、林信貴、岩上章子、飯嶋利夫、妻鹿ふみ子、吉田賢、橋爪秀孝、林健太郎、櫻井茂雄、末定海、大谷匠、稲田遼太、杉田大樹、石井秀則、藤田敦子、長田奈穂美、岩田祐佳梨、久保貴寛、篠原晴子、宮入謙、大枝安泰、秋山茂樹、立花雄樹、谷田脩一郎、西山博、山根三千代、矢口雄斗、青木さゆり、長田佳子、高橋優、城野沙緒梨、前原美月、石畑美幸、澤木宏哉、和田雄輔、神谷玲奈、岡崎純一、田中伸弥、国井美果、辺見陽平、荻野由香、伊藤希実子、徳元秀年、松原由美、伊藤新一郎、大林喬充、尾川達也、千葉井裕子、松崎比呂美
株式会社富野工務店、株式会社ウーレン、アーク日本株式会社、株式会社Mode Collection、hair&face Little Leaf、hair&face ef、株式会社トヨタレンタリース千葉、有限会社西商店、株式会社みのりや米店、株式会社すずとみフーズ、株式会社伊賀屋、医療法人社団うちやまクリニック、株式会社ZOZO、株式会社マルハン、SOMPOちきゅう倶楽部、富士フィルムビジネスイノベーションジャパン株式会社、有限会社ブライトピック、株式会社大成、株式会社ルバート、房の駅、株式会社ソニックガーデン、総栄建設株式会社ソーエー、株式会社芝山農園、サイボウズ株式会社、株式会社コスモスイニシア
その他お名前の非公表など 68名
[2024年9月30日時点]
※順不同・敬称略
千葉県と埼玉県で福祉事業を実施している法人です。子ども・障害者・高齢者・生活困窮者など分野横断的に事業を行っています。制度の「スキマ」をなくせるように創意工夫をもって独自の事業を展開していくことを大切にしています。
[法人名] 社会福祉法人福祉楽団
[代表者] 理事長 飯田大輔
[主たる事務所] 〒261-7112千葉県千葉市美浜区中瀬2-6-1 WBGマリブイースト12階
[所轄庁] 千葉県
[事 業] 児童福祉事業・障害福祉事業・介護保険事業・生活困窮者支援事業等
[ホームページ] https://www.gakudan.org
埼玉県や千葉県で子ども食堂を行っているほか、障害のある子どもの放課後等デイサービスなどを実施しています。子どもからのLINE相談や、学校内に出向いて居場所づくりの支援なども行っています。
さまざまな理由で働きづらさを抱えた人の就労支援に特に力を入れています。農業や林業、木工、施設内の清掃など多岐にわたる仕事づくりを行っています。
生活に困窮している人からの相談を受けたり、生活支援を行っています。地域を歩いて話を聞き、待ちの姿勢ではない相談支援を行います。
3つの特別養護老人ホームを実施しているほか、訪問介護、デイサービス、認知症対応型グループホームなども行っています。地域の高齢者が集まってランチを食べる「ごはんの日」を定期的に開催しています。
OUR KIDS 基金
実施主体:社会福祉法人福祉楽団
〈所在地〉 〒261-7112 千葉県千葉市美浜区中瀬2-6-1
WBGマリブイースト12階
〈電 話〉 043-307-2828
募集責任者:理事長 飯田大輔